オタク、退職する。

突然ですが、

新卒で入社した会社を、退職しました。

 

この春から6年目。

学生時代に就活がうまくいかず、4回生の秋になっても内定をいただけず、もうフリーターでいいかなって思いながら、

「でも同じように働くなら正社員で賞与が欲しい」

と就活を続けた結果、いい縁があり内定をいただいた。ぶっちゃけ何でもよかった。どこでもよかった。

当時は給与とか休みとか昇格制度とかそれほど気にしてなかったし、とりあえず働いてお給料貰えたらオッケー!と思ってた。

店舗運営のお仕事で、上司にも主婦パートや学生アルバイトにも恵まれていた。

居心地はよかった。でも最初から「ここでずっと頑張る!」とは思ってなかったし、会社に思い入れもなかったので仲のいい先輩には「辞めたいです〜(笑)」とか言ってた。

今思うと本当に馬鹿な後輩だった。

やれることはちゃんとやろうと思ったし、入社した頃に決めた目標は「この店でなくてはならない存在になる」でした。辞める気満々。

いざある程度の仕事ができるようになったら次は後輩が入ってきて、「あれ?もしかしてこれ辞めにくいやつ??」と思えてきて、そろそろやめるって言おうかな、どうしようかな、とうじうじしてたら

後 輩 、 先 に 退 職 !!

やられた。さらに退職しにくい雰囲気の店。

やられたし、と思いながらでもこれまで何回辞めたいと思った?このままやとお前はずっとここにいるんやぞ!と思い覚悟を決めました。

 

何故退職を決意できたか、というと

国民の休日に休めない

②自分が休みの日も店舗は動いている

③休みの日も連絡が来る

④スキルが全然ないことへの危機感

⑤このままでいいのか??という謎の不安

が主な理由。

 

国民の休日に休めない

社会人3年目にジャニヲタに出戻ったので、入社当初は土日祝休みにこだわりはなかった。Jr.担だったので基本的に夏休み冬休みの長期現場で平日公演も多かった。今後もしデビューでもしたら土日の現場増えるだろうし、土日祝も休めなくはないが休み希望を出さないといけないので「休めるかな、バイトの中間テスト前なんだよな」とかチケットが取れてもないのに心配しないといけないのが面倒だった。

 

②自分が休みの日も店舗は動いている

いざ休み!と思ってもお店は普通に営業してるので、休みの翌日に出勤して朝からパートたちに「〇〇はどうしたらいいの??」と質問攻めにあっても「知らんがな」という気持ちだった。社員としてそれは駄目なんだと思いながら。

わたしが休みの日に出勤していたパートの方が店事情に詳しい。いくら休みの前の日に休み明けのことを確認しておいても、わたしが休んでいるうちにどんどん変更点が出てくる。2連休しただけで浦島太郎状態だった。しんどかった。

 

③休みの日も連絡が来る

これは②の続きみたいなものだが、変更点があるとLINEが来るし、「〇〇の書類は何処?」とかもLINEが来た。自分で探してくださいという気持ちだった。売上報告とかもグループラインでしてたので休みの日にもLINEの通知が来る。鬱陶しいので通知は切った。実際、出勤して朝から変更点を確認するより、休みの日に確認できた方がスムーズに仕事が出来たしその点は理解できたが、とにかく自分の休みの日に店が動いていてLINEが来るということがしんどかった。

帝劇で観劇前に電話がかかってきて怒られたのも懐かしい。そのときは自分が悪かったので何とも言えないが、悔しくて舞台始まった瞬間泣いた(情緒不安定)

観劇後に電話で怒られたこともあった(怒られすぎ。わたしも悪いけど幸せな気持ちを返してほしい)

 

④スキルが全然ないことへの危機感

まわりの同世代で営業とか事務とかしてる子たちを見てると「バリバリ仕事してるなあ」と思った。いざ自分は何をしてるのかと振り返るとパートたちとわいわい話しながら仕事してるだけ。

バリバリ働く社会人、とかけ離れすぎてない?

時にはお客様対応をしたり、パートの愚痴を聞いたり、コミュ力だけは身についた。仕事に活かせる程のものではないけど。

スキルが全然ないわけでない(と思いたい)

でも自分が描いてたアラサーのスキルとは程遠くて、わたしの人生これでいいのか?と危機感を持ち始めた。それが入社4年目くらい。その後転職活動をして自己PRを書く時もめちゃくちゃ困った。

きっと同じ会社の同世代でもっと素晴らしいスキルを身につけてる人は沢山いると思う。わたしがオタクしながら呑気に働いてたのが悪いから全て自分のせいってことは分かってます。

 

⑤このままでいいのか??という謎の不安

アラサー、入社5年目、ただの社員。

わたしはこのままでいいのか??

店舗で働くの、今じゃなくてもよくない??

店長になりたいとか昇格したいとかそういう気持ちは入った頃から全然なくて、これがスキル皆無にも繋がるんだろうけど、ただお給料を貰うために働いてるだけだった。

同期で店長やってる人もいると思う。同期との繋がりもほぼないから誰が辞めずに働いてるのかも知らない。仲良かった同期は早々に辞めた。

わたしと同じ立ち位置の先輩社員がたくさんいた。年功序列じゃないしわたしが頑張ってタイミングが合えば昇格のチャンスもあったかもしれない。けどこのままだったら今の立ち位置のまま10年目とかになってしまうかもしれない。実際ここ2年ほどは新しく教わることもあまり無く、毎日同じことの繰り返しで面白くなかった。やりたいことを仕事にしてる友達、仕事を頑張ってキラキラしてる友達。わたしはこれでいいのか??よくない!!!!

 

 

これが主な退職の理由。

もちろんこんなの会社に伝えてないけど。

とにかく将来への不安と、現状維持に飽きてしまったことと、そこに加えて身の回りで退職する人が多かったから流れに乗った(言い方)

流れに乗る気なんかなかったしわたしはわたし、と思ってたけど、このまま先延ばしにしたらきっと辞められなくなるし、挑戦もできなくなると思ったので。

 

実際なかなかやめると言い出せず、湾岸のMr.KINGの公演で大好きな「Fighting Man」を聞けたら言う!と決めてました(どこまでもオタク)

 

何もしなきゃ始まんない 自分に負けんな

http://j-lyric.net/artist/a000eb2/l0231e8.html

この歌詞がめちゃくちゃすき。というかFighting Manの歌詞全部だいすき。

 

退職の半年前に伝えて、何回も引き止めにあったけど、引き止めてもらえるのはありがたいことだと思った。お断りしたけど。

退職を告げたらパートたちには凄く驚かれたし、「辞めやんといて〜」とも言われた。

最終出勤日、たくさんの餞別をいただいた。

こんなにもらっていいのかな?ってくらいにいただいた。帰る時両手にいっぱいだった(笑)

「やめたらこの店どうなるん!!」って言われたけどそのとき「アッ、もしかしてなくてはならない存在になるって目標、達成したのでは??」と思った。ただ、悲しいけど1人くらいいなくなっても店がまわらなくなる、なんてことはない。実際今は普通に店まわってます(笑)

いつか何かあった時に「こんなとき〇〇さんがいたら、」と思い出してもらえたら嬉しいな。なくてはならない存在かどうかはわからないけど、記憶に爪痕残した自信はある。

 

わたし、5年2ヶ月お疲れ様でした。